夏に読むのにふさわしいタイトルだ。
若い二組の夫婦の物語だった。
主な軸になるのはちょっとした家出事件に端を発した夫二人の草津温泉への旅と、運命をかけた妻チーム対夫チームのテレビゲーム対決だ。それが、子どもたちの夏休みみたいにキラキラと映る。
眩しいなぁ。眩しいよ。
邦画を観ているような感覚で読んだ。役者さんたちが動く様子がリアルに想像できる。映像的なのかな。
癒されて、くすぐったいような気持ちになる。
まさに夏休みの空気だ。こんな風に夏を繰り返すことができたら楽しいだろうなぁ。
何気ないんだけど、登場人物みんなが可愛いらしくて爽やかです。
読後、なんだか元気が出た。