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雪が降っているのかな。

爪を切りたいんだが、夜なのでなんとなく切れない。
「闇に朱、あるいは蛍」の進みが思わしくなく、気分的にはあまり余裕がないんだが、とにかく書けるだけ書いて持って行きたい。戯曲講座最終回まであと一週間ちょっと。

それしかない気がするのだ。そんなことを考える必要もないのかもしれないけれど、ときどき思う。
正直、自分に価値を見いだせない。見いだすものがあるとしたら、創作する行動と創作物しかないように思う。自分では、という意味です。他の人から見たらそれすら価値のないものかもしれない。
ちょっとしたことで衝撃を受ける小さくて狭い心には相当うんざりしている。だが仕方なく付き合い続けて、変わる見込みについては半ば諦めかけているし、鏡に映る覇気のない疲れ顔も見慣れた。
自分のいろんなことを残念に思う。いろいろ忘れるし、いろんなことが覚えられない。
でももういい気がする。いちいち考えていたら生きていくのがますます億劫になる。結局生きるしかないのだから、少しでも楽な気持ちでやりすごしたい。
この先、何か大きなびっくりするような歓喜に包まれた出来事が自分に降りかかるとは思えない。
ささやかだけれど幸福を感じる日々の出来事に救われながら、ときどきふいに、なんだかなぁ・・・とか思いながら、ひどく悲しんだり落ち込んだり憤ったりしながら、眠って目覚めて、その時がくるのを待つのだ。できれば猫のように誰も知らないところでひっそりと迎えたい。
そんなもんだ。
これは別に落胆しているとか、そういうことではなくてもっと淡々とした感覚で。そんなもんだし、それでいいし、それこそ自分の人生なんじゃないか、と、ちょっと引いたところでそう思うのだ。
というか、思えるようになった、思って過ごすことに慣れ始めた、というのが正しいかな。
少なくとも今はそう思っています。
そう悪いもんではない。良いもんでもないかもしれないけど。

たまに、なんでこうなったんだろう・・・と思うけれど、ありがたいことに、こうなったことについてとてつもなく後悔しているわけではなし、世の中にはどうにもならないこともあるし、結局自分が選んで生きてきた結果だし、幸いなことに今ある程度落ち着いているわけで。
そもそも「こうなった」っていうのは何をやっていても何かしら「こうなる」わけで。何がいいのか何が違っていたのかなんて厳密に考えてきっちり分けることは困難だろうし、少なくともわたしは自分のことが理解しきれていないので、考えれば考えるほど泥沼にはまって疲れて嫌になるのはいつものことで。
考えなければいいのに繰り返している。
わからないことだらけです。死ぬまでわからないだろう。その先はもっとわからないけど。

でも「世界の秘密と田中」というタイトルが好きだとか、そういうことははっきりわかるし、そうだと言えます。
そんなもんなんじゃなかろうか。

これ、何の話だよ?
戯曲にかかります。
by sk_anne | 2009-12-18 23:11 | 真夜中の文箱

演劇集団非常口・しまだの寝癖に覆われた根暗な頭の中です。どうも。


by sk_anne