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あたまをまわる

吉田拓郎「アジアの片隅で」。
先日初めて聞いたんだけど、サビがあたまをまわっている。詞も曲もいい。
(ちなみに演奏していたのは非常口西さん所属のバンドです。)
感覚的に今の自分にフィットしたのか、なんなのか。ずどんと斬りこんできましたよ。アジアの片隅で。
会場で前の席に座ってらっしゃった御夫婦の奥様が、吉田拓郎さんと握手をしたことがある!ということで、休憩時間にお話を伺ってみた。もう三十年以上前の話なのよ、と。お話を伺いながらその時の興奮が伝わってきて、こちらまで嬉しくなった。素敵。大好きなことを語るとき、ひとは少年少女ように輝くんだと思った。
帰宅してからPCで吉田拓郎さんのオリジナルを検索してみた。やはりいい。

事象との距離についてたまに考える。出来事を振り返って昇華或いは消化を試みたとき、描き方によっては可笑しみすら醸し出すことができるのだ、と。乾いた可笑しみに救われる思いもする。渦中にいる間は終わらない悪夢のような日々、を綴っていても。わたしたちは生きている限り人間で、食べるし、眠る。生きる覚悟はその意識のあるなしに関わらず、絶望や悲しみを凌駕する。そうに違いないし、そう思いたい。
by sk_anne | 2013-10-24 20:15

演劇集団非常口・しまだの寝癖に覆われた根暗な頭の中です。どうも。


by sk_anne