しまだのあたま

annediana5.exblog.jp

ハムとクロヴ

夜、伊佐市文化会館で稽古。
一番最初のハムとクロヴの場面をあれこれ試す。
ちょっとずつ方向が見えてきた感じがする。
お芝居はこんな風にして作り上げていくんだな、という感じがすごくする。何もないところから、お客様に観ていただく状態へ持っていくということを、強く感じる現場だ。

わたしは普段非常口で台本を書いている。書いている台本は脳内で映像化されているので、自分で演出までするときは、すでに骨格自体はできており、それに想像以外の産物(それは現実の役者さんの身体であったり、表現であったり、視覚的なものであったり)で肉付けして仕上げていくような形になる。

既成台本でしかも今回のようなタイプのお芝居となると、手探りで骨格から作らなければいけない。もうどこから手をつけようか、という感じ。
それをみんなであれこれ話し合って、試している。ある意味とてつもなく自由な戯曲だ。
だから、すごく「作品を作っている感覚」が強いのかもしれない。台本を書く感覚で、演出に向かう感じかな。けれど、台本はもうあるわけで。台本があるのに、一から作っている感覚なのだ。
まさに一点ものです。こふく実験室版「勝負の終わり」。
これからの稽古でどんな風に作品が出来上がっていくのか楽しみだ。
乞うご期待!!
[PR]
# by sk_anne | 2009-06-05 23:48 | ベケットさん

落ち着かねー

髪が伸びて嫌な長さになっている。すごく嫌なんだが、今切ってしまったら11月の公演にさしさわるので我慢している。
もさもさ具合がひどいありさまで、頭の形がおかしい。もう少し伸びたら何かやりようもありそうだけど、今はなぁ。
まぁ・・・我慢だな。

さて、稽古準備。
[PR]
# by sk_anne | 2009-06-05 15:46

いよいよあさって

「九州演劇人サミット」が鹿児島市の中央公民館で開催されます。
詳しくはこちらのページで!⇒かごしま演劇の広場
いまいち実感が湧きません。良い意味で現実味がありません。
九州各県の演劇人が集結するのです。ここ鹿児島に。
演劇にちょっとでも関心のある方なら、ほほーっ、と楽しめる内容だと思うので、ぜひご来場ください!
オープニングでは、劇団きららさんとワークショップ参加者によるリーディングの舞台発表もありますし、サミットでは九州各地の演劇事情や、芝居作りに関することなど、いろんな話が聞けますよ!!
非常口はプレゼン劇団のひとつに選ばれました。上町クローズラインさん・鹿児島大学演劇部テアトル火山団さんと共に、自分たちの活動を紹介します。

というわたしは人がたくさんいる場所でそういうことを発表したり話したりするのが実はとても苦手だ。わたしをご存じの方は、「実は」じゃないでしょう「明らかに」そうでしょう、と失笑されると思う。
もうすでに緊張している。

しかし、「九州演劇人サミット」が鹿児島で開催されるなんて、ちょっと前までは考えられなかったんじゃないかな。
少しずつだが、拓けてきている証拠なのではないだろうか。
嬉しいな。
[PR]
# by sk_anne | 2009-06-05 13:31 | お知らせです

稽古です

夕方から都城行き。こふく劇場さんの稽古場でお稽古。
明日夜は大口。
そんな感じで今日からほぼ毎日お稽古。
がんばります。みなさまぜひご来場くださいませ!

では、ここで、チラシに掲載されている「勝負の終わり」のストーリーをご紹介します。

ここは閉ざされた部屋の中。
家具は何もない・・・・・高い所に小さな窓が二つ・・・・
そしてドアがある。
並べられたドラム缶・・・・二個。
外は何もない荒涼とした世界。
灰色がかった光におおわれている。

車つき椅子に座った盲目の男、ハム。
その横に常にいるらしい、クロヴ。
二個のドラム缶の中には、
両足のない老夫婦ナッグとネルが入っている。

四人は常に、同じ会話同じ行動の繰り返し・・・・・
変わらないのか・・・・・
それとも時間が止まっているのか・・・・・

やがて、それは、終わろうとしている。


不思議でしょう。そうなんですよ、不思議なんです。
でも、あながち遠く離れた世界でもないと思うんです。

本番をお楽しみに!!
[PR]
# by sk_anne | 2009-06-04 23:55 | ベケットさん

昨夜か今朝方の夢

嫌な感じの夢だった。
引き出しか何か、平たい木箱の中にひよこがたくさんいて、キウイフルーツの輪切りがひとつ入っている。
キウイを食べようと考えていたのだが、ひよこが突いていたりしていてもう無理だな、と思う。
そこは学校の体育館だった気がする。
人がたくさん出てきて友達もいたのだが、誰だったのか思い出せない。
時間に追われていたのか、何か状況に追われていたのか。落ち着かない、嫌な夢だった。
[PR]
# by sk_anne | 2009-06-03 23:50 | 真夜中の文箱

Qメールがきた

職業安定所のサービスで、自分のメールアドレスと希望職種・希望勤務地などの条件を登録すれば、該当求人が出た時すぐにメール配信される「ハローワークQメール」というのがある。
これはいいサービスですよ。
安定所窓口で登録してもらえるので、仕事を探している方はぜひ利用するといいと思う。

今日、安定所で紹介してもらった求人に応募した。紹介状を出してもらい、事業所へ履歴書を提出してきた。
その帰り道、狭い路地の一旦停止で止まったら学校帰りの小学生男子がササッと道路を横断した。彼が渡り終わるのを待って通りへ出るべく左右を確認したら、男子くんは渡り終えたままそこにいて、わたしと目が合うと、ありがとうございました、と頭を下げてくれた。
おっと!!とびっくりして、びっくりした自分がかなしくなった。
一旦停止で止まっただけなんだ、わたしは。それなのに、あんなにきちんと挨拶してくれた。
大人になるといろんなことがわかるようになるが、うっかりすると、何か大事なことを忘れそうになってしまう。
核にとどめておくべき何かを見失ってしまうことがある。

傘をさしたランドセルの後ろ姿を見送りながら、泣きそうになった。
清らかなものに触れて泣きたくなるのは、自分がそうじゃないからだ。
[PR]
# by sk_anne | 2009-06-03 17:37 | 真夜中の文箱

自由

バインの曲に「エレウテリア」というのがあるのだが、ベケットの作品にも「エレウテリア」があり、曲名はそこからきているんじゃないか、というのはバイン好きの間で有名な説みたいだ。
ちなみに「エレウテリア」という言葉はギリシア語で、意味は「自由」とのこと。
曲が発表されたとき、わたしはベケット作品をひとつも読んだことはなく、「エレウテリア」という言葉もその意味も知らなかったので、へぇ~そうなんだ、と感心したものだ。

さて、今回のベケット作「勝負の終わり」。
台本を読むたび感じるこの気持ちは何なのだろう、と思う。
簡単に言うと、傷だらけじゃん・・・・・・・、というのがしっくりくるかもわからない。が・・・それだけでは不足している。うまく言い表せない気持ちだ。
いつもあたまが混乱する。
終わりが近いとわかっていることは確かだ。どこかはぐらかしているようでもあり、でも彼らはわかっている。
時に乱暴な言葉を吐いて・・・・それはどうしようもない衝動なのだ。

どうしようもない。行き止まり。

これもしっくりくる。心理的な状態として。
「勝負の終わり」には憂鬱な激しさとそれを受け止めるだけの愛が存在している。
愛、というか・・・・・・・・やはり愛だろう。
複雑にゆがんでしまった、けれど確かな愛だ。

「転んだら・・・幸福に泣けるだろう」
とクロヴは言う。
待ってるんだよね・・・その時を、と思う。
[PR]
# by sk_anne | 2009-06-02 21:23 | ベケットさん

今VANSが熱いそうです

一番よく履いていた白いスニーカーが傷んでしまい、雨の日には水が入ってくる。
3年くらい愛用しているやつで、数ヶ月前に水の浸入が確認されてからも雨が降らない日を選んで履いていたわけだが、さすがに傷みが激しくなってきた。
失業中に新しい靴は・・・・・・・と迷っていたが、気分転換だ!!えいっ!!と決心し、靴屋へ出かける。
店内を見ていたら、わたしの足もと(例の破れたスニーカー)に目をとめた店員さんから「VANSがお好きですか?」と声をかけられた。
好きなんだけど一人で見たかったので「ちょっといろいろ見てみますので(そっとしててださい)」と返したのだが、彼のトークは止まらず。平日なのでお客さんが少ないのだ。
話の終わりに彼は力強くこう言った。
「今、VANSが熱いですヨっ!!」
すげー。
もちろん仕事なんだろうけど、ああきっとこの人もVANSが好きなんだろうな、と思わせる力強さだった。
が、今日は自分のテンションが低く、なけなしの元気が吸い取られていくようでもあり。
そうなのか。VANSが熱いのか。わたしも好きなんですよ。
と思いながら、NIKEにした。
[PR]
# by sk_anne | 2009-06-02 19:57 | 真夜中の文箱

運転教習もどき

弟はいわゆるペーパードライバーだ。今度仕事で車に乗ることになったらしく、帰る前に練習したいと言い出した。
で、弟とお嫁さんとわたしの三人で近くの公園まで行き、駐車場内で練習開始。
平日なので車は少ない。広い駐車場はがらんとしていて練習には最適だ。
しかし、彼の運転にお嫁さんもわたしも怯えずにはいられなかった。キュッ!!と曲がったりするのだ。
明らかにアクセルを踏むタイミングを間違えている。
助手席でそれらを指摘しつつ、右左折や駐車の練習を繰り返した。
大丈夫か・・・・?というところではあるが、自分の運転はこわいことがわかったと思うので、用心するだろう。
気をつけてくださいよ。
[PR]
# by sk_anne | 2009-06-01 16:53 | 真夜中の文箱

法事

祖父の一回忌だった。
いとこ夫婦が赤ちゃんを連れてきていて、ああ命はこうして続いていくのだなぁ、と思ったり。
子どもは希望にあふれている。
じーちゃん、待っててよ。わたしもいずれ来るときがきたらそっちに行くので。
まぁ、わたしに限らずみんなだけどね。
終わりに向かって生きている。けれど本当に終わりなのか?区切り、と言ったほうがいいのかな。
とにかく、自然に区切りがつくときまでは生き続けなきゃね。
区切ったその先はわからん世界だけど、そんなに悪いもんじゃないんでしょう?
そうあってほしいんだ。一仕事終えてほっとするあの感覚。それに包まれて過ごせるのなら、なかなか良いものだと思うんだけど。感覚すらないのかな。
わからんけど。いいところじゃなきゃ割があわないでしょう。
良い時はいいんだよ。でも人生良い時だけじゃないのは確かなことで。
何があろうとがんばってやめずに生き続けて、その先にある世界なんだから。
そう思っておきます。
まぁ、待っててよ。万一、ろくな場所じゃなくてもみんな一緒なら愚痴も言えるし。
そういうのは案外悪くないだろうし。
そっちに行ったら仲間に入れてください。孫だと紹介してください。
[PR]
# by sk_anne | 2009-05-31 18:25 | 真夜中の文箱